私は不動産業界未経験で全く関係のない仕事をしています。そんな私が、4か月でどうやって50点満点中43点で合格(合格点38点)したかを説明します。
勉強の計画
なぜ私が、4カ月で宅建の勉強をしようと思ったかというと、1年など長い期間だと集中力が持たないだろうと思ったのと、宅建の勉強時間が300時間と言われていて時間を確保するには毎日3時間勉強して100日という計算で余裕をもって4か月にしました。
勉強する上で、考えなくてはいけないのは、次のようなものです。
- 4か月、どういう順番で勉強するか
- どんな本で勉強するか
- どんな方法で勉強するか
- どうやって時間を捻出するか
ここではどういう順番で勉強するのがいいか。私なりの考えをお伝えします。
まず、宅建試験には大きく分けて4つの分野があります。
- 権利関係(民法等) 14問
- 宅建業法 20問
- 法令上の制限 8問
- その他関連知識 8問
全50問あり各分野の後ろに書いたのが出題数です。宅建試験という名前だけあって宅建業法の出題数が一番多いです。
私の計画は、次のような感じでした。
- 1ヶ月目(6月)宅建業法
- 2ヶ月目(7月)法令上の制限
- 3ヶ月目(8月)民法等、その他関連知識
- 4ヶ月目(9,10月)ひたすら過去問、予想問題集
正確には、この計画通りにはいかず、3ヶ月目のその他関連知識は適当に終わらせ、9月初めまで民法等が入っていしまいました。
具体的にはどのようなことをしたかと言うと、まず過去問を一回解いてみました。これは答え見ながら「こんな問題がでるのか」程度で全体像を把握しました。そのあと、各分野のYouTube解説を観て一回テキスト読み、一問一答を解いてみる。この時、細かく区切って、単元ごとに一問一答で問題にあたる。テキスト等でインプットした直後に問題でアウトプットすると記憶に定着しやすいです。
1~3カ月はひたすらテキストとYouTubeで知識を入れながら一問一答で知識を忘れないように何回も繰り返しました。
4カ月目で過去問解き始めたときに全然点数が取れず絶望を感じましたが、なんとか耐え最後は合格点ギリギリ取れるかなぐらいにはなり、本番では43点(合格点38点)取れ合格しました。
私の計画を、なぞってもらってもいいと思いますが、合格だけなら、ひたすら過去問をしても受かるとは思います。私は、理解しながら解かないと気持ち悪いタイプなので、テキストで理解しながら勉強を進めました。
おススメの書籍
私が使った書籍を紹介します。
全部で4冊購入しました。すべてTAC出版のものを購入しました。
まず初めに”わかって合格(うか)る”シリーズ
基本テキストと12年分の過去問と一問一答を使用しました。
後日追加で購入したのは、本試験をあてるTAC直前予想宅建士という本です。例年6月に発売されます。
12年分の過去問は分野別過去問とういうのに置き換えてもいいと思います。
これは、宅建士試験は分野ごとに特色があり一問一答と過去問でなれる事が大事だと感じたからです。
YouTubeチャンネル
私が、参考にしていたYouTubeチャンネルを3つ紹介します。
- マジでイケてる宅建講座【ゆーき大学】
- 中村喜久夫チャンネル
- 棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル】
このチャンネルは、どれもすごくわかりやすくまとまっています。
ゆーき大学さんは途中からオリジナル教材を売る導入口という色が強くなりましたが、動画だけでもすごくわかりやすいです。
中村喜久夫チャンネルは明海大学教授の方が解説されていて、スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト 2021年度 (スッキリわかるシリーズ) という本もあるのでそれを参考にされるのもいいと思います。
不動産大学は、毎日更新とゴロ合わせですごく助かりました。
後日、各ちゃんえんるの特徴を私なりに解説いたします。
アプリ
私が使っていたアプリは
- 宅建 過去問 2021
- Studyplus(スタディープラス)
宅建過去問は移動時間にやスキマ時間にやっていました。
欠点は、5問毎に正答率がでるので、間違ったところだけ復習とかには不向きです。
問題慣れには使えますが、精度を上げていく後半には使いにくいと思います。
Studyplusは勉強記録アプリです。どれだけ勉強したか、記録することによってモチベーションアップにつながります。
私が、使っていた時は他のユーザーとコミュニケーションが取れましたが、トラブルが多かったようで機能がなくなってしまったそうです。
勝手にライバルを作って、あの人がやってるから自分も頑張らないと!というやる気出したり、他の人が使っている教材も見れるので、そこで、過去問アプリやYouTubeチャンネルの存在を知りました。
欠点は、他の人の進捗や正答率などを過度に気にしすぎると焦ってしまうことです。
生活スタイル
私は、隔日勤務の仕事をしていて、24時間勤務し24時間休みという勤務体制なので家族がいない時間に集中的に勉強していました。しかし、仕事で疲れているときもあるので、その時は迷わず寝ていました。
一児の父でもあるので、家事や育児との両立も頑張っていました。できるだけ子供とはコミュニケーションをとるようにし寂しい思いをさせないようにしていました。また、妻に文句を言われないように家事をいつも以上にやっていました。
家でも、職場でも、5時に起床し1~2時間程度勉強していました。
意外に早起きの習慣がつくとできるものだなと思いました。
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